突然の事故で、不安や混乱の中にいらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫です。まずは深呼吸をして、落ち着いて以下の手順を確認してください。
交通事故の対応には「守るべき順序」があります。
このページでは、警察への連絡から、自己負担0円(自賠責保険適用)で治療を受けるまでの流れを、分かりやすく解説します。
【保存版】事故直後から治療開始までの5ステップ
「何をすればいいか分からない」という方は、まずこの5つのステップ通りに進めてください。
STEP 1:警察へ連絡(110番)


まずは必ず警察へ届け出てください。
加害者・被害者双方の届出が必要です。警察に届け出ないと、保険請求に必要な「交通事故証明書」が発行されません。
少しでも体に痛みや違和感がある場合は、決してその場での示談や物損事故扱いにせず、「人身事故」の扱いにしてほしいと警察に伝えましょう。
STEP 2:保険会社へ連絡


ご自身が加入している保険会社(または相手方の保険会社)へ連絡を入れます。
「いつ、どこで、どのような事故に遭ったか」を伝えてください。
この時点で、どこの病院や整骨院に行くか決まっていなくても大丈夫です。「これから病院に行きます」と伝えるだけで問題ありません。
STEP 3:病院(整形外科)で検査・診断


身体の状態を医学的に証明するために、必ず医師の診断を受けてください。
外傷がなくても、むちうちや神経損傷は後から症状が出ることがあります。レントゲンやMRIなどの精密検査を受け、「診断書」を発行してもらいましょう。
最初に医師の診断を受けていないと、その後の整骨院での治療費や慰謝料が保険で認められないケースがあります。まずは「病院(整形外科)」を受診してください。
STEP 4:治療先の決定(整骨院への連絡)


「仕事終わりでも通いやすい」「手技でしっかり治療したい」などの希望に合わせて、通院先を決めます。
病院の検査後は、整骨院での治療(リハビリ)が可能です。 ご希望の整骨院が決まったら、保険会社へ「〇〇整骨院に通院します」と電話で連絡してください。
STEP 5:治療開始(窓口負担0円)


整骨院での治療スタートです。 交通事故(自賠責保険)の場合、窓口での治療費負担は0円です。
問診で症状を詳しく伺い、一人ひとりに合わせた施術プランで早期回復を目指します。
「知らなかった」で後悔しないために
「とりあえず病院に行ったから、あとは湿布だけで様子を見よう…」 そう考えて、痛みを我慢していませんか?
実は、交通事故の治療には、患者様自身が選べる権利がたくさんあります。ここでは多くの人が誤解している3点を解説します。
1.整骨院でも「自賠責保険」が使えます
最近では「整骨院は保険が効かない」と誤解されている人も多いのですが、交通事故治療(むちうち等)は国が定めた自賠責保険の適用となります。病院と同じく、治療費は0円です。
また、通院にかかる交通費や、休業損害、慰謝料(通院1日あたり4,300円〜)の対象にもなります。
2.病院と整骨院は「併用」して通えます
これが最もおすすめの通い方です。
- 病院(整形外科)
2週間に1回程度通い、経過観察や薬の処方を受ける - 整骨院
週に2〜3回通い、手技療法や電気治療で筋肉の痛みを取り除く
「病院の診療時間に間に合わない」「湿布だけでは痛みが引かない」という方は、併用(ダブル通院)を上手く活用して、後遺症を残さないようにしましょう。
3.通院先は「途中変更(転院)」可能です
「今の病院は待ち時間が長い」「治療等の相性が合わない」と感じる場合、通院先を変えることができます。
転院の手続きは簡単です。保険会社の担当者に「通いにくいので、〇〇整骨院、△△整形外科に変えます」と電話一本入れるだけで変更可能です。
紹介状なども基本的には不要ですので、ご安心ください。
一人で悩まず、まずはお近くの専門院へ
交通事故の悩みは、痛みだけではありません。 「保険会社とのやり取りが辛い」「書類の書き方が分からない」といった精神的なストレスも大きな負担になります。
当サイトで紹介している整骨院は、交通事故治療の経験が豊富な院ばかりです。 治療はもちろん、保険手続きのサポートやアドバイスも行っています。
まずは、あなたの生活スタイルに合い、安心して通える治療院を探してみてください。
仙台市内の交通事故は「仙台交通事故治療むちうちナビ」にご相談ください
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