ひき逃げと当て逃げの違いは「人の死傷」があるかどうか
ひき逃げとは、交通事故で人を死傷させた(人身事故)にもかかわらず、救護措置を取らずに現場を去ることです。
対して、当て逃げとは、物(車や塀など)を壊しただけで、誰もケガをしていない状態で現場から立ち去ること(物損事故)を指します。
仙台の治療現場では「最初は痛みはなく物損だと思ったが、数日後に首が痛み出した」という方が多くいらっしゃいます。体に痛みがある以上、それは単なる「当て逃げ」ではなく「ひき逃げ」として扱われるべき重大な事案です。
実際に2025年末に当て逃げ被害にあった接骨院の院長が、怒りも込めて徹底解説します。
ひと目でわかる「ひき逃げ」と「当て逃げ」の比較表
法律上の義務や罰則には、以下のような大きな差があります。

| 項目 | ひき逃げ(人身事故) | 当て逃げ(物損事故) |
| 対象 | 人(負傷・死亡) | 物(車両・建物・ガードレール等) |
| 主な義務 | 負傷者の救護・道路の危険防止 | 道路の危険防止・警察への報告 |
| 刑事罰 | 10年以下の懲役 または 100万円以下の罰金 | 1年以下の懲役 または 10万円以下の罰金 |
| 行政処分 | 35点(免許取消) | 7点(停止または取消) |
最低でも免停になりますので、非常に重い罰があることが分かります。院長のケースでも相手は免停になりました。
相手の写真を撮って駐車場で30分も待っていてくれた高橋さん、本当にありがとうございました!
宮城県内の発生状況:仙台市内は特に注意が必要

宮城県の交通事故統計(令和6年中)によると、宮城県内の交通事故情勢は以下の通りです。
- 人身事故発生件数: 3,785件
- 負傷者数: 4,565人
- ひき逃げ発生件数: 60件
6日に1回ひき逃げがあるのは結構衝撃ではないでしょうか?
全人身事故に対するひき逃げの割合は概ね以下のように算出されます。
ひき逃げ発生率 = ( 60/3,785 ) × 100 ≒ 1.58%
特筆すべきは、全事故の約半数(1,885件)が仙台市内で発生しているという点です。交通量が非常に多い仙台市内では、接触に気づかなかった、あるいは「大したことない」と自己判断して立ち去ってしまう「当て逃げ」から、後に「ひき逃げ」へ発展するケースが少なくありません。
接骨院院長が伝えたい「当て逃げ」処理の大きな落とし穴
現場で「車が擦れただけだから」と相手を帰してしまうのは非常に危険です。
「むちうち」は後からやってくる
事故直後は脳が興奮状態にあるため、痛みを感じにくいものです。しかし、2〜3日経ってから首の痛み、頭痛、しびれが出るのが交通事故(むちうち)の典型的な症状です。
治療費の補償が受けられなくなるリスク
警察を呼ばないと事故証明が発行されず、自賠責保険から「治療費」や「慰謝料」が支払われません。
院長のアドバイス:
少しでも体に違和感があるなら、速やかに医療機関を受診し「診断書」を取得してください。その診断書を警察に提出することで、物損から人身事故へ切り替えることが可能です。
犯人が見つからない…そんな時の「救済制度」
「相手が逃げたから、治療費は自腹になるのでは?」と諦める必要はありません。

- 政府保障事業
犯人が不明なひき逃げ被害者のために、国が自賠責保険と同様の基準で損害を填補してくれる制度です。 - ご自身の任意保険(人身傷害補償特約)
相手が特定できなくても、ご自身が加入している保険で治療費をカバーできる場合があります。
被害に遭った直後に必ずすべき3つの行動
もし被害に遭ったら、ショックで混乱するかもしれませんが、以下の手順を徹底してください。

- 警察へ即座に連絡する
「犯人が捕まらないかも」と諦めず、必ず届け出てください。事故証明がなければ救済制度も使えません。 - 現場の証拠を残す
自身の車の傷、ドライブレコーダーの映像、周囲の防犯カメラの有無などを確認・保存します。 - 専門の医療機関・接骨院へ相談する
「痛くないから大丈夫」という自己判断が、将来の後遺症を招きます。
まとめ:仙台で交通事故の痛みにお悩みの方へ
ひき逃げや当て逃げは、身体的なダメージだけでなく、精神的なショックも大きいものです。しかし、最新の統計が示す通り、決してあなた一人だけの問題ではありません。
当院は、仙台市で多くの交通事故患者様の施術を行ってきた実績があります。お体のケアはもちろん、連携弁護士の紹介や保険手続きに関しても院長自らが誠実にサポートいたします。
「これってむちうちかな?」と少しでも不安に思われたら、まずは当院へお電話、または公式LINEからお気軽にご相談ください。
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