結論

追突事故の慰謝料で「儲かる」ことはありません

慰謝料とは、事故によって負った肉体的・精神的な苦痛に対する「損害賠償」であり、失った健康や時間を補填するための正当な対価です。あくまでもプラスマイナスゼロに戻すものです。

しかし、「適切な通院」と「正しい算定基準」を知ることで、本来受け取るべき正当な補償を最大化し、金銭的な損を避けることは十分に可能です。 むちうちを放置せず、専門家のもとで正しく通院することが、結果として納得のいく慰謝料へとつながります。

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なぜ「おかまを掘られたら儲かる」という噂があるのか?

現場で患者様と接していると、たまに「事故に遭ったらお小遣いになるって聞いたんだけど…」という話をご相談いただきます。なぜそう言われるのか、その理由は慰謝料の計算基準が3つ存在するからです。

全く同じ「むちうち」の怪我をした3人の人物を並べ、それぞれが採用した「基準」によって、最終的に受け取る「お金の大きさ」が劇的に変わる様子
基準の種類特徴金額の目安
自賠責基準全ての運転者に加入義務がある最低限の補償最も低い
任意保険基準各保険会社が独自に設定している基準中間
弁護士(裁判)基準過去の裁判例に基づいた基準
本来補償されるべき額
最も高い(自賠責の約2〜3倍)
佐藤 幸博のアバター
院長

院長のアドバイス:
多くの方が、保険会社の提示する一番低い「自賠責基準」で示談してしまいます。もし弁護士基準(裁判基準)を適用できれば、受け取れる額が2倍、3倍と増えることが珍しくありません。これが世間で「儲かった」と勘違いされる正体ですが、実際には「本来もらうべき適正な額をようやく受け取った」に過ぎません。

接骨院長が教える「損をしないための通院の鉄則」

慰謝料は、通院した「日数」や「期間」をベースに計算されます。つまり、痛いのを我慢して通院しないことは、お体にとってもお財布にとっても「大損」です。

適切な通院頻度(週3〜4回)を示すカレンダーと、痛みを我慢することが補償打ち切りの原因になることを警告するイラスト。

慰謝料の計算式(自賠責基準の例)

自賠責保険では、1日あたりの通院につき原則として4,300円が支払われます。

計算式は以下の通りです。

【自賠責保険基準の計算式】

実通院日数 × 4,300円 × 2

※治療期間の日数と比べて少ない方が適用されます

例)3ヶ月の間に、合計30回通院した場合 30日 × 4,300円 × 2 = 約25万8,000円
  • 「毎日行けばいい」わけではない
    無理に毎日通う必要はありません。症状に合わせて週3〜4回程度、コンスタントに通うのが医学的にも法的にも「適切な通院」とみなされます。
  • 「違和感」を放置しない
    事故直後はアドレナリンが出ていて痛みを感じにくいもの。3日〜1週間後に首が回らなくなるのが「むちうち」の怖さです。

「レントゲンで異常なし」でも慰謝料はもらえる?

「病院でレントゲンを撮ったけど『異常なし』と言われた。これじゃ慰謝料は出ないよね?」

いいえ、そんなことはありません。

  • 整形外科: 主に骨の異常(骨折など)を画像で診ます。
  • 接骨院: 筋肉の微細な損傷や、画像には写らない神経の圧迫を「手技(しゅぎ)」で診ます。
レントゲンには写らないむちうちの痛みを、接骨院の手技(触診)で発見・証明できることを説明する比較イラスト。

当院のような接骨院では、画像に写らない「あなたの痛み」を詳細に記録し、施術実績として残します。これが、「痛みがあるのに補償されない」という泣き寝入りを防ぐ強力な証拠になります。

主婦やフリーランス必見!「慰謝料」以外に受け取れるお金

「仕事をしていないから休業補償は関係ない」と思っていませんか? 実は、ここが一番の「もらい忘れ」ポイントです。

専業主婦の休業損害や、通院にかかる交通費など、慰謝料以外に請求できるお金の項目を示すイラスト。
  • 家事従事者の休業損害
    専業主婦(夫)であっても、事故で家事ができなかった期間は1日につき原則6,100円の支払いが認められます。
  • 交通費の全額補填
    接骨院への通院にかかった電車・バス代はもちろん、車通院ならガソリン代や駐車場代も請求できます。

これらは「儲け」ではなく、あなたが事故によって奪われた労働力や経費に対する正当な権利です。

保険会社から「治療打ち切り」と言われたら?

通院から3ヶ月ほど経つと、保険会社の担当者から「そろそろ痛くないでしょう?治療を終わりにしませんか?」と電話がかかってくることがあります。

保険会社からの治療打ち切り打診の電話に対し、院長と相談して継続の意志を伝える正しい対応を示すイラスト。
やってはいけない対応

「あ、はい。じゃあ終わりにします」と答えてしまうこと。

正しい対応

「まだ痛みがあり、生活に支障が出ています。医師と相談して、治療の継続を判断します」と伝えてください。

治療を止めるかどうかを決めるのは保険会社ではなく、あなたの体の状態を知るあなた自身と医師です。

まとめ:最大のリスクは「後遺症」と「泣き寝入り」

追突事故で一番の「得」は、一時的なお金を手に入れることではありません。

「後遺症を残さず、事故前の健康な体を取り戻すこと」、そして「正当な権利をすべて行使すること」です。

  1. 事故直後(遅くとも1週間以内)に必ず受診する
  2. 整形外科と接骨院を賢く併用する
  3. 適切な頻度で通院し、嘘をつかず正しく申告する
  4. 弁護士特約があるなら、迷わず活用して「弁護士基準」で交渉する

このステップを踏むことが、あなたの心と体を守る唯一の道です。

おかまを掘られてお悩みの方は、当院へご相談ください

当院は、交通事故治療の専門家として、お体のケアはもちろん、保険会社とのやり取りのアドバイスや、提携弁護士の紹介までトータルでサポートしています。

「私のケースだと、どれくらい通えばいいの?」「今の痛みはちゃんと補償される?」など、どんな小さな不安でも構いません。

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