「壁に少し擦っただけだから……」
「誰も巻き込んでいないし、警察を呼ぶとややこしくなりそう……」

単独事故(自損事故)を起こしてしまった直後、パニックの中でそう考えてしまうお気持ち、本当によくわかります。しかし、日々多くの交通事故患者様を診ている接骨院の院長として、あえて心を鬼にして申し上げます。

その「一時の迷い」が、数日後のあなたの健康と家計をピンチに追い込むかもしれません。

実は、単独事故で警察を呼ばないことは、単なる義務違反以上の「大きな損」に繋がります。

今回は、ポータルサイトや法律相談サイトではあまり語られない、「接骨院の現場で実際に起きている治療費トラブルの実態」を交えながら、あなたの体と未来を守るための鉄則をお話しします。

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なぜ「警察」が必要なのか?院長が教える医学的・現実的理由

接骨院の現場では、事故から数日経って「首が痛い」「手が痺れる」と来院される方が後を絶ちません。その際、警察への届け出がないと、以下のような絶望的な状況に陥ることがあります。

警察に届け出なかった場合(左・NG)と届け出た場合(右・OK)の運命の分かれ道を示す比較フローチャート。左側は証明書がなく治療費が全額自己負担になる様子、右側は証明書を取得し保険適用で安心して治療を受ける様子が描かれている。

①「交通事故証明書」がないと、自分の保険が使えない

多くの人が見落としがちですが、単独事故でも自分が加入している「人身傷害保険」や「自損事故保険」を使えば、窓口負担なしで治療を受けられるケースが多いのです。

しかし、これらの保険を請求するには、警察が発行する「交通事故証明書」が必須。これがないと、どれだけ体が痛くても治療費は「自腹」になってしまいます。

②アドレナリンが「痛み」を消しているだけ

事故直後、人間は極限の興奮状態(アドレナリンが出ている状態)にあります。この時、脳は痛みを感じにくくなっており、「骨折しているのに歩ける」「むち打ちなのに無傷だと錯覚する」ことが珍しくありません。

「痛くないから警察はいらない」という判断は、医学的には非常に危険なギャンブルです。

③「事故との因果関係」を証明できなくなる

事故から1週間後に痛みが出て警察に行っても、警察や保険会社から「その痛みは本当に事故のせいですか?」と疑われてしまうことがあります。

現場で警察を呼び、事実を確認してもらうことは、あなたの怪我が「事故によるものだ」という唯一の公的証明になるのです。

「警察を呼んだら免許停止?」そんな不安への処方箋

「警察を呼ぶ=処罰される」というイメージが強いですが、実はそうではありません。

単独の物損事故であれば、警察に届けても免許の点数は引かれずゴールド免許も維持できることを示すイラスト。対比として当て逃げのリスクも示唆。
  • 物損事故なら、基本的に点数は引かれない
    ガードレールや自分の車を傷つけただけの「物損事故」であれば、原則として免許の加点(減点)はありません。ゴールド免許も維持できるケースがほとんどです。
  • 「怒られる怖さ」より「治らない痛み」の方が怖い
    警察に連絡せずに放置し、後から「当て逃げ」や「報告義務違反」を問われるリスクの方がよほど重大です。また、適切な治療を受けられずに後遺症が残ってしまうことこそ、人生最大の損失だと私は考えます。

事故報告の有無でこれだけ変わる!比較まとめ

警察への報告一つで、その後の回復環境は劇的に変わります。

警察に届け出た場合と届け出なかった場合の未来の比較イラスト。左側は保険適用で安心な未来、右側は自己負担と後悔の未来を描いている。
項目届け出なかった場合警察に届け出た場合
治療費の負担すべて自己負担(健康保険は使える)保険適用で0円の可能性あり
怪我の証明自己申告のみ(認められにくい)公的に認められる
車の修理代保険が使えないリスクが高い車両保険がスムーズに降りる
後遺症への備え経済的理由で治療を断念しがち十分なリハビリが可能

接骨院院長が推奨する「事故直後のチェックリスト」

もし事故を起こしてしまったら、パニックを抑えて次の4ステップを踏んでください。

事故直後に行うべき4つのステップを示したフロー図。1.警察へ電話、2.保険会社へ連絡、3.整形外科受診、4.接骨院でリハビリの順に進むイラスト。
  1. まずは警察へ電話(110番)
    「単独事故です。怪我はありません(※今のところは)」と正直に伝えてください。
  2. 自分の保険会社へ連絡
    「人身傷害特約」に入っているか確認しましょう。これが使えれば、通院のハードルがぐっと下がります。
  3. 24時間以内に「整形外科」を受診
    まずは医師の診断(レントゲン等)を受け、診断書をもらってください。
  4. リハビリは「接骨院」を活用する
    整形外科の診断に基づき、日常的な筋肉のケアやリハビリは、待ち時間が少なく丁寧に触診を行う当院のような接骨院を併用するのがベストな選択です。

交通事故(単独事故)に関するよくある質問(FAQ)

Q
自宅の塀を軽くこすっただけですが、それでも警察は必要?
Q
数日経って痛みが出ました。今から警察に届けてもいい?
Q
警察を呼ぶとゴールド免許じゃなくなりますか?

まとめ:自分の体を「被害者」として扱ってあげてください

単独事故を起こした際、あなたは自分を「加害者」だと思い、自分を後回しにしてしまいがちです。しかし、あなたの体にとっては、あなたは救うべき「被害者」です。

警察に連絡するという行為は、決して罰を受けるためのものではありません。数日後に痛みが出たとき、あなたが安心して十分な治療を受け、元の平穏な生活を取り戻すための「将来の自分への保険」なのです。

「事故直後はなんともなかったのに、急に首や腰が重くなってきた……」
「警察には届けたけれど、この後の手続きや治療が不安」

そんな時は、一人で抱え込まずに当院へご相談ください。事故の専門知識を持ったスタッフが、あなたの体だけでなく、心の不安にも寄り添ってサポートさせていただきます。

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