まずは、大きな事故にならずご無事だったようで、何よりです。 自転車同士、あるいは歩行中に自転車と接触した際、その場では「自転車にぶつかったけど、怪我なしだから大丈夫」と、警察を呼ばずに示談にしてしまう方が非常に多いのが現状です。
しかし、接骨院の院長として数多くの交通事故患者様を診てきた立場から申し上げますと、「直後に怪我がない(と感じる)」ことほど怖いものはありません。
なぜ今痛くないのか、そして後でどんなリスクがあるのか。プロの視点からお話しします。
なぜ「自転車にぶつかった直後」は怪我なしと感じるのか?
「ぶつかった瞬間は痛かったけど、今は平気」そう思うのには、人間の体の仕組みに基づいた理由があります。

アドレナリンによる「天然の麻酔」
交通事故という予期せぬ衝撃を受けると、脳内では興奮を司るアドレナリンが大量に分泌されます。これは闘争か逃走かの緊急事態に備えるための反応で、一時的に痛みを感じにくくさせる「天然の麻酔」のような役割を果たします。
「生身」で受ける衝撃の蓄積
自転車事故は、自動車の事故と違って身体を保護する外壁がありません。たとえ転倒していなくても、ぶつかった衝撃をこらえるために踏ん張った際、首や腰に数トンの負荷がかかっています。
「痛みがない=怪我なし」ではないということを、まずは知っておいてください。
数日後に現れる「見えない怪我」のサイン
「自転車にぶつかったけれど怪我は無かった」と判断して数日経った頃、以下のような症状が出てくることが多々あります。

- 首や背中の違和感(むちうち症)
当日は平気でも、2〜3日後に首が回らなくなる。 - 頭痛・めまい・吐き気
脳震盪、脳脊髄液減少症の疑いや、自律神経へのダメージ。 - 手足のしびれ
筋肉の腫れが神経を圧迫しているサイン。 - 集中力の低下・だるさ
事故の衝撃による身体のバランスの崩れ。
これらは、炎症がピークに達してから現れる症状です。放置すると「後遺症」に繋がる恐れがあります。
事故直後に「怪我なし」で済ませる3つの大きなリスク

① 保険が使えなくなる(2週間の壁)
交通事故から時間が経ちすぎると、たとえ痛みが出ても「その痛みは本当に事故が原因か?」と保険会社に疑われてしまいます。
一般的に事故から1週間〜10日以内に受診していないと、事故との因果関係が認められず、治療費が全額自己負担になるリスクが出てきます。
② 警察への届け出がないと「事故証明」が出ない
その場で警察を呼ばず、後から「実は痛くなった」と言っても、事故そのものを証明することが難しくなります。どんなに小さな接触でも、必ず警察へ連絡し「事故証明」を発行してもらいましょう。
③ 慢性的な痛みの原因になる
「そのうち治るだろう」と自己判断して適切な処置(アイシングや微弱電流など)を怠ると、数年後に天気が悪い日だけ痛むような後遺症を残すことになります。
今すぐ取るべき「3つのアクション」
もしあなたが今、「怪我なし」だと思っていたとしても、以下の3点は必ず実行してください。

- 警察に連絡し、事故を届け出る(後からでも相談は可能です)。
- 相手の連絡先と「保険加入状況」を確認する(自転車保険の有無など)。
- まずは整形外科や接骨院を受診する(「違和感がある」と伝えることが大切です)。
当院(接骨院)でできる交通事故ケア
病院(整形外科)のレントゲンで「異常なし」と言われた痛みこそ、私たちの出番です。

- 深部の筋肉・関節へのアプローチ
指先の感覚による触診で、画像に写らない微細な筋肉の損傷を見つけ出します。 - 事故状況に合わせた施術
どのようにぶつかったのかを詳しく伺い、衝撃を受けた部位を的確にケアします。 - 手続きのサポート
保険会社とのやり取りのアドバイスや、交通事故専門の弁護士のご紹介も可能です。
まとめ:「怪我なし」は未来のあなたを苦しめるかもしれません
「自転車にぶつかったけど、これくらいで病院に行くのは大げさかな?」と遠慮する必要はありません。 あなたの身体を守れるのは、あなただけです。そして、そのサポートをするのが私たちの仕事です。
「あの時、診てもらっておけばよかった」と後悔する前に、まずは一度当院へご相談ください。

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