もらい事故とは、信号待ちでの停車中による追突や、センターラインを越えてきた車との衝突など、被害者側に一切の落ち度がない交通事故のことです。
過失割合は、専門的には「自分(0):相手(100)」と表記します。自分に過失がない事故を「10:0の事故にあった」という表現は間違いです。話がややこしくなるので気をつけましょう。
不意打ちの衝撃は重度の「むちうち」を引き起こしやすく、かつ自分の保険会社が示談交渉を代行できないという法的な落とし穴があるため、早期の専門的ケアと正しい知識の習得が不可欠です。
もらい事故(過失0:100)が身体に与える深刻なダメージ
接骨院の院長として多くの患者様を診てきましたが、もらい事故によるケガは通常の事故よりも重症化する傾向があります。

- 「不意打ち」が筋肉や靭帯を破壊する
自分に過失がない事故(0:100)の多くは、回避不能な状態で発生します。人間は衝撃が来ると分かっていれば身構えて筋肉を固め、関節を守ることができますが、もらい事故では無防備な状態で首が「鞭(むち)」のようにしなります。これが、むちうち(頚椎捻挫)が深部にまで及ぶ最大の理由です。 - エネルギーの逃げ場がない
停車中に追突された場合、車が止まっているため衝撃エネルギーが逃げず、そのままシートを通じて背骨や首にダイレクトに伝わります。 - 精神的ショックによる痛みの増幅
「何も悪くないのにぶつけられた」という強いストレスは、自律神経を乱し、血流を悪化させます。これが「なかなか痛みが引かない」という長期化の原因にもなるのです。
知っておくべき「もらい事故」の別名と専門用語
現場で警察や保険会社とスムーズに会話できるよう、正しい用語を知っておきましょう。
- 0対100(ゼロヒャク)の事故
これが最も正確な表現です。過失割合は常に「自分:相手」の順で伝えます。 - 一方的過失事故 / 無過失事故
法的に「あなたには1ミリも悪くない」と認められた状態を指します。
「0:100」だからこそ注意したい示談交渉と保険の盲点
「自分は悪くないから、自分の保険会社が全部やってくれる……」実はこれが最大の誤解です。
過失割合が「0:100」の場合、被害者側の保険会社は示談交渉を代行することが法律で禁止されています(非弁活動の禁止)。つまり、あなたは自分一人で、プロである相手側の保険会社と交渉しなければならないのです。

ここで重要になるのが「弁護士費用特約」です。この特約を使えば、弁護士に交渉をすべて任せることができ、治療に専念できる環境が整います。
「少しでも保険料を安くしたい」「弁護士を使うケースは無いだろう…」と考え、入っていない方が多い特約ですが、自動車保険最コスパの特約です。これがないだけで事故後に数十万円損をすることはざらですので、必ず入ることをおすすめします。
宮城県・仙台市のデータが示す「もらい事故」の危険地帯
令和6年の宮城県内では3,785件の人身事故が発生しました。特に仙台南警察署管内(451件)や仙台東警察署管内(327件)など、交通量の多いエリアでは信号待ちの追突(もらい事故)が多発しています。

特に以下の道路は要注意です。
- 国道4号線(仙台バイパス)
渋滞中の最後尾への追突が非常に多いスポットです。 - 産業道路(県道10号線)
大型車の通行が多く、もらい事故の際の衝撃が大きくなりやすい傾向があります。
事故後に後悔しないための「3つの初期対応」
もし、あなたが理不尽な事故に遭ってしまったら、この順序で動いてください。

- 当日中に警察への届け出と整形外科受診
どんなに軽い衝撃でも、違和感があれば「人身事故」として処理してください。「車がへこんでいないから」と物損で済ませると、後で痛みが出ても治療費が認められないリスクがあります。 - 自分の保険会社に「弁護士費用特約」を確認
交渉をプロ(弁護士)に任せられるか、すぐに確認しましょう。 - 交通事故専門の接骨院へ相談
当院では、医学的な施術だけでなく、0:100の事故で孤立しがちな患者様のメンタル面や、保険会社とのやり取りもサポートします。
「もらい事故」のよくある質問
もらい事故(過失割合 0:100)に遭われた患者様から、当院によく寄せられるご質問をまとめました。
- Qなぜ自分の保険会社は示談交渉をしてくれないのですか?
- A
あなたの過失が「0」の場合、保険会社が交渉に入ると「弁護士法違反(非弁活動)」になってしまうからです。
通常、保険会社は「自社の支払い義務」があるからこそ交渉権を持ちますが、0:100の事故ではあなたの保険会社に支払いが発生しません。そのため、相手側との交渉はご自身で行うか、弁護士に依頼する必要があります。当院ではこの「孤独な交渉」を支えるために、弁護士のご紹介も可能です。
- Q事故直後は痛みがなかったのですが、数日経って首が重くなってきました。
- A
もらい事故の「むちうち」は、数日遅れて症状が出るのが一般的です。今すぐ受診してください。
不意打ちの衝撃は、当日は興奮状態で気づかなくても、2〜3日後に筋肉の炎症や自律神経の乱れとして現れます。事故から時間が経ちすぎると(目安1週間以上)、事故との因果関係が認められず治療費が自己負担になるリスクがあります。仙台市内の方は、早急に整形外科または当院へご相談ください。
- Q窓口での治療費負担はどうなりますか?
- A
相手側の自賠責保険や任意保険が適用されるため、原則として「0円(窓口負担なし)」で施術を受けられます。
0:100の被害事故であれば、治療費、通院交通費、休業損害などが補償の対象となります。当院では保険会社との事務的なやり取りもサポートしますので、患者様は治療に専念していただけます。
- Q弁護士費用特約に入っていない場合はどうすればいいですか?
- A
ご家族の保険に特約が付いていないか確認してください。使えない場合も、まずは当院へご相談を。
弁護士費用特約は、同居のご家族や、別居の未婚のお子様の保険に付いているもので解決できるケースがあります。もし特約がない場合でも、相手側保険会社との適切なコミュニケーション方法をアドバイスいたします。
- Q仙台市内で追突事故が多い場所はどこですか?
- A
統計上、仙台南署・仙台東署管内の幹線道路、特に「国道4号仙台バイパス」での追突が非常に多いです。
令和6年の宮城県警察のデータでも、これら交通量の多いエリアでの事故が目立っています。信号待ちでの「もらい事故」に遭われた際は、軽微な接触だと思っても、必ずその場で警察を呼び、当院のような交通事故専門院へご連絡ください。
まとめ:あなたの「体」と「権利」を守るために
「自分は悪くないから大丈夫」と、もらい事故(0:100)を過小評価するのは非常に危険です。相手側保険会社との孤独な交渉は精神的負担が大きく、放置したむちうちは一生の痛みになりかねません。
当院では、弁護士との連携によりあなたの「身体」と「正当な権利」の両方を守ります。宮城県内の道路事情に精通した当院へ、まずは一度お気軽にご相談ください。
仙台市内の交通事故は「仙台交通事故治療むちうちナビ」にご相談ください
仙台市泉区を中心に、交通事故被害者様を全力でサポート。
お気軽にご相談、ご予約ください。
「整形外科との併用」「正しい通院」を徹底サポート!

